先週の土曜日 佐伯杉 の伐採 葉枯らしの 現場を見に行く機会がありました。
樹齢約80年の杉やヒノキの山で市内から約1時間ほどの場所にあります。
今は、外材が主になった日本の建築ですが、やはり日本の建築には日本の木が一番適していると思います。
これから、伐採時期を迎える杉やヒノキを自分たち建築に携わる者がちゃんと使っていかないといけないと思いました。
しかし、残念なことに 林業をされている方達の多くが、年配の方で、これからの林業はどうなるのか、日本の材木がきちんと供給されていけるのか、という不安がありました。
今の、日本は 市場原理主義、グローバル化 などと欧米のまねごとをして経済大国になりましたが、
その代償に とても大事なものをなくしてきつつあると思います。
日本の自然や文化は自分たち日本人にしか守れません。
話は、大変それてしまいましたが、もう一度 ちゃんと立ち止って 考えないといけない時期が来たんじゃないのかなと思う今日この頃です。